春のうららかな日差しが続いています。

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和香に入社して5ヶ月が経ちます。

最近、新しいお仕事を任せてもらいました。
取引のあるホテルで、旭日章を受賞された方の祝賀会式典があるのですが、そこで使われるパンフレットの制作です。

受賞された方のプロフィールなど拝見すると、その方が積み重ねてきた人生を感じることができます。
やはり受賞される方というのは、これまでにたくさん社会貢献してこられたんだなあ〜!
そして、周囲に尊敬されたり愛されたりしているからこその祝賀会。
いい式典になるといいなあ、と思いながらデザイン・レイアウトさせていただきました。

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和香では、ブライダル以外に、「叙勲・褒章」祝賀会用の案内状や席次表のペーパーアイテムも作っています。
菊の御紋や鳳凰のマークなどを金の箔押しと浮出し加工で美しく演出します。

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(コチラが菊の御紋の銅版^^)

正直「叙勲」という言葉には馴染みがなく、「じょくん?…ってナニ?」という感じだったのですが、和香に入社してから縁遠いものではなくなりました。
式場や印刷会社さんからのご注文を度々いただております。

「叙勲・褒章」は春と秋、年2回行われる日本の栄典です。
結婚式の披露宴が初々しい人生の始まりをみんなで祝うものだとすれば、叙勲の祝賀会はその方のこれまでの人生を讃える、やはり喜ばしいものなんですね。



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# by wakocards | 2017-03-18 11:32 | 日々のこと | Comments(0)

和香のブライダルのペーパーアイテムは色々な紙に、箔押しやエンボスなど様々な加工が施されています。

さらにそこに中紙を抑えたり綴じたりする実用的な理由もあってゴムリボンや紐、チャームなどがセットされます。
実用だけではなくて、色や素材で見た目にも彩りを添える、大事なパーツです。

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ビーズ付きのものや綺麗なチャームはアクセサリーのようで気持ちがアガります(*^^*)

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これらのパーツは専門の会社に注文して入荷されてきたものをセットしています。
ところが、
最近、その紐たちのトラブルが相次いでいました。

特にひどかったのがこの、赤い房部分でした。
房は、中心の両面テープを糸の束が覆うようにして囲み、糸で綴じてあります。
糸の束の隙間からこの両面テープが見えていて、房同士がくっついてしまうトラブルが生じました。
無理やり剥がすと、せっかくの綺麗な房から糸が飛び出たりして、美しさが損なわれてしまいます。

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(写真はくっついてしまっている様子)
これだけでなく、ある商品は納品時に糸が絡まってしまう、またある商品はロットによって色が違ってしまうなど、複数のトラブルが目立っていました。


今、この問題に同僚のKさんが取り組んでいます。
注文している会社の担当者に何度も来てもらって、改善のための打ち合わせを進めています。

納品の仕方で、一つのトラブルは回避されたようです。
厚紙に並べて房部分はシュリンクがけに。
これだと絡まってしまうことはないですね(>∀<)

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色が少し違ってしまうのは、日々の天候や気温などで染めの状態が変わってしまうのでかなり難しいらしいです。
でも話し合いをすることで、お客様にも説明ができるし、現場にちゃんと問題点を伝えることで、少しでも改善できる可能性もあります。

トラブルはまた出てくると思いますが、その都度話し合いながら何ができるか、一つ一つやるしかありません。
フレーフレー、Kさん!



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# by wakocards | 2017-03-15 19:39 | 日々のこと | Comments(0)

私の席は、事務所の入り口で、すぐ傍にはライトテーブルがあります。
現在はライトテーブルとしては使われていないのですが、物を広げたり、ちょっとした作業に使ったり荷物の受け渡しをするためのちょうどいい物置き場としてみんなに愛用されている年季ものです。

ライトテーブル:天板がガラスなどで出来ていて、下から明かりが灯るテーブル。下から光を当て、写真や図面を投影させてトレースしたり、フィルムや校正紙を重ねてずれや違いがないか確認したり、印刷やデザインの現場で活躍したテーブル。今はDTPなどの普及により、使われることはずっと減っていると思います)

ちょっと前のことですが、そのライトテーブルにとても綺麗な色校正紙が広げられていました。
社名は出せませんが、有名な洋酒のブランドのDMとして使われる印刷物だそうです。
デコボコ感のある特殊な紙に、均一にキレイにベタが乗っていてまるで布のような質感が表現されています。
ブランドのマークが浮き出し加工されていて、おしゃれだなあー。

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担当の営業さんが言うには、色にもこだわりのあるお客様で、このカラー見本の一番右と一番左の真ん中くらいの色味にしてほしい、というオーダーだったそうです〜!^^;;;

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印刷の現場は苦労しただろうなあ。

でも、それがちゃんと納得いく色に出ているように思いました。

この綺麗な校正紙、しばらくライトテーブルに広げられていたので、時々眺めていたのですが、ある日通りがかった社長も「綺麗だねー」。
我が社の社長は、長年工場長を務めており、今でも現場に立って物作りをしています。印刷や箔押しについての造詣や愛情はとても私が推し量れるものではないです。そんな社長がそういうんだから、やっぱりこれはいい校正紙なんですね。

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「この色帯がなんのために刷られているか知っている?」

「えっ? CMYKのインクの濃度がちゃんと出ているかチェックしたりとか…?(しどろもどろ)」

「これはね、こういうベタ面と、何も印刷がない真っ白な面がある時に、 ローラーにインキが偏っちゃったりするのを均一にするためにあえて入れているんだよ」

「刷った印刷物のチェックのためじゃなくて、綺麗な印刷をするために前もってやっている事だったのですね〜!!」

検索すると「ゴースト」「捨てベタ」という言葉で色々紹介されています。
和香の新入社員な私ですが、出版デザイン系のお仕事を20年以上やっていて、色校正はたくさん見ていました。当たり前のように入っているトンボの外の情報は、自分の仕事外のパーツとして、あまり気にもとめていなかったのでした。

目に入っていた当たり前のものたちは印刷の長い歴史の中で、現場が工夫して編み出してきた蓄積なんだなあ。

これからもそういう気づきがあったらできるだけ書き留めたいと思います。



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# by wakocards | 2017-02-26 11:36 | 印刷のはなし | Comments(0)

「カゼ」にご注意。

今日は寒かったり暖かかったり、
風が強かったり雨も降ったり、という激動な気候の荒川区でした。

激動なのは気候だけではなく、今日は体調を崩してお休みした社員が3名もいました。

みんな早く元気になって〜〜。

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# by wakocards | 2017-02-20 19:48 | 日々のこと | Comments(0)

銅版とマグネシウム版

仕事に少しずつ慣れてきた新入社員ヨシムラです。

今やっている主な仕事は、営業担当の指示を受けてお客様から来たデザインデータを受け取って、印刷に必要な材料となる各種ハンコの発注がメインです。

箔押しに使う部分のデータを取り出して銅版発注。
その箔押しの際に必要になる仕上がりの情報の入ったポジフィルムを発注。
活版印刷がご希望の場合はそのハンコの元になるフィルムを発注。
単色刷りや多色刷りが必要な場合にはそれぞれの形式でそれぞれの部署、外部へ発注。

何れにしても、デザイナーさんが素敵なデザインデータを作ってくれているので、あとはハンコを作るために適したデータに整えたり、もらったデータから必要なところだけを取り出したり、という仕事になります。

人の作った素敵デザインを見たり触ったりするのはとても勉強になるし、面白いです。

友達に説明したら、HUB的な仕事(車輪の中心のハブにスポークが集まっているように仕事の軸になるイメージ)だね、と言ってもらえて、少し(いや、かなり)嬉しかったです。

もっと現場に対してもお客様からの情報を伝えたりできるようにこれからも精進していかねば!!!


ところで、先日はじめてマグネシウム版というのを目にしました。

いつもは箔押し用の銅版、またはエンボス加工のための銅版と樹脂板のセットを発注して、納品のさいに見ているのですが、数日前、この銀色の軽い版が届きました。

営業のSさんが発注していたマグネシウム版でした。

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(左がマグネシウム版。右がいつも頼んでいる銅版)

軽くて銀色のこのはじめての版についてSさんに聞くと、快く教えてくれました。

普段社内で印刷する箔押し用の版はほとんどが銅版ですが、このマグネシウム版は活版に使うそうです。
とにかく価格が安く使えるのがメリットのようです。
ただ、印刷の部数が多いものには向かない(銅版のように堅牢でない)。
傷もつきやすい、というデメリットもあるようです。

活版を利用するデザイナーの意図で、少し潰れ感があっても良い(クリアには出したくない)場合には使えるそうです。

奥が深いなあー!
デザイナーの表現したいイメージと、それを再現するための技術や仕様を考えていくこの仕事は結構わくわくするなあと実感する毎日です。




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# by wakocards | 2017-02-11 23:50 | 版のはなし | Comments(0)