新商品の「エトワール」の続きです。
前回書いたように、透明素材の取り扱いには色々と注意が必要でした。

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尖っていたらそれで怪我する人がいるといけないので角を微妙に丸くします。
「神楽 KAGURA」では金縁をつけるときに丸金加工というのを一緒に頼みましたが、「エトワール」の場合は抜き型を作りました。これも抜き型を作ってくれる専門の会社があって、いろいろ相談に乗ってくれます。

2つ折りにするための筋押し部分もこのPET素材だと割れやすくなるため、いつもより細いものにして進めました。

また、二つ折りにして中に紺色の飾り紙を入れるのですが、奥まで入らず紐をかけても少し浮いてしまうので、中紙のサイズを少し細めにする、という調整も行いました。

苦労して仕上げた「エトワール」、
「神楽 KAGURA」の時と同じように商品の素材について説明する注意書きをつくりました。

*****
「エトワール」の表紙、透明素材について
 透明素材(PET〈ポリエステルテレフタレート〉)に箔押しをするという、これまでにないデザインです。素材の特性上箔押しの際に凹みが生じますが、仕様ですので、ご了承ください。また、傷がつきやすく指紋などの汚れがつきやすいので、お取扱いには十分ご注意ください。

「エトワール」の紺色の飾り紙について
 星が瞬く夜空を表現した紺色の紙は、ナチュラルな質感が特徴です。紺色の中に白い繊維が混じっていますが、風合いとしてお楽しみください。
*****


おかげさまで返品も少なく、好評発売中です!!!


ところで、この「エトワール」という名前ですが、元々は「Glanz(グランツ)」という仮の名前がデザイナーからつけられていましたよね。
ドイツ語で「光」とか「輝き」という意味です。

ただし、すでに和香には「グラン」という商品があるのです。

これをそのまま採用したら注文時に紛らわしいでしょ!

というわけで、和香独自の名前を考えて〜と言われました\(^w^)/
……いや、そんな責任重大な(>Д<)

新人の私とKちゃんが、あれこれ考えて、「光」「輝き」を意味する言葉を調べました。
そしてピックアップしたネーミングを、社員投票にかけました。

競馬好きの社員がトゥインクルに票を入れていたのは置いておいて、その結果です。
一番右のは、取引先の他社で同じ名前のものがあったということで途中で却下。

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「エトワール」(Étoile、複数形:Étoiles)(エトワルの方が原語の発音に近い)は、フランス語で星の意。 パリ・オペラ座バレエ団のダンサーの最高位。〜wiki調べ〜

デザインもドイツというよりはフランスっぽい(個人の感想です)し、結婚式当日の主役になるわけですから、ぴったりだと思います!

そんなこんなで誕生した「エトワール」、長く愛される製品でありますように!!

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秋の新商品「エトワール」はコチラです↓↓↓↓



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by wakocards | 2017-11-13 20:27 | ブライダル商品 | Comments(0)

和香のウェブサイトに秋の新商品「エトワール」をアップしました。

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この商品は「神楽 KAGURA」と同時に企画、製作進行したものです。

最初、濃紺の用紙の上にトレーシングペーパーをかぶせてそこに金箔を、というイメージでした。
「Glanz」という仮の名前がデザイナーからつけられていて、ドイツ語で「光」とか「輝き」とかそういった意味らしいです。

「神楽 KAGURA」同様に、試作品を何パターンかつくりました。
表紙にカバーがかかる、というのが「神楽 KAGURA」とは違うところです。

そして決まった仕様がコチラ!

透明なカバーは、ノバクリアーというPET素材に、つや消し金箔 No.101。
飾り中紙として、ディープマット インディゴという紺色の紙に、少し色味の違うつや消し金箔 No.108。
この色の違いが、星空の奥行きを感じさせ、とっても綺麗です。
ここの箔色の組み合わせも何パターンか試して決定しました。

中に印刷用の用紙を入れて、紐で止めます。
「神楽 KAGURA」と同じ紐ですが、房付シャンパンベージュ紐という呼び方にしてます。

封をするシールは「封蝋シール」。
洋風のおしゃれな商品にピッたちのシールです。

席札とメニューは台紙の切り込みに印刷用紙を挟むタイプ。

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もうすっごく素敵でしょ。(*´∀`*)


でも実際に製作するのには結構悩み多い商品でした。

銅版はできるだけ面積をコンパクトにした方がコストがかからなくていいのですが、
「エトワール」のように縁を金箔で囲むようなデザインは面積をたくさん使うので、割高になってしまいます。
特に席次の下の方の空間がもったいないー!!!
いやいや、そこはデザインが素敵なんだからいいにしましょう。

それよりも、透明カバーが「プラテン」と呼ばれる我が社の箔押し機にうまく通すことができるのか? ここが一番の課題でした。
箔押しは熱で圧着させるので、PET素材がどうしても熱で歪んでしまうのです。

これについては職人さんたちが知恵を絞って歪みの少ない熱と押し方を試行錯誤して商品化に至っています。

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箔押し加工中のエトワール。プラテンに金箔のロールを通すところを下から撮影してみました^^

(続く)



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by wakocards | 2017-11-11 23:14 | ブライダル商品 | Comments(0)

前回に引き続き、「神楽 KAGURA」を発売するまでのお話です。

秋の新商品「神楽 KAGURA」はコチラ↓


2017年 6月1日 3回目のミーティング
*****

「神楽 KAGURA」仕様決定!

招待状、席次表の表紙、メニュー、席札は、ハーフエア コットン 4/6 180kg で決定。
デザイナーさんは②グムンドコットンを推していましたが、コストがかかりすぎ商品価格も跳ね上がってしまうので断念。
真っ白ではなくなりましたが、手触り感の優しい、それでいて端正な佇まいも持ち合わせたいいチョイスだと思います。

ただ、金縁をつけるにはあまり向かない用紙だということで、擦れると剥がれやすい用紙なんですってΣ( ̄Д ̄;)。

文様部分は赤箔でくっきりと。
どうしてもオフセットだと色が沈んだり浅く見えたりでくっきり来なかったのです。
波の部分はパール箔。デボスもシンプルでよかったのですが、パールのほうが華やかになりました。
文字の部分は3号金

大事な金縁は現在この仕事ができる工場や職人が少なくなっているようで、頼む先にも営業さんが苦労している様子がうかがえました。
角が丸いデザインで、この場合抜き型を作るのではなく、金縁の時に加工してもらう(丸金加工)らしいです。

紐は赤房でも金房でもなく、同時に作成している洋風の商品で兼用できるベージュの房付き飾り紐に決定。
和の商品なので縦向きの封筒に寿のシール

美しさのバランスと商品として製作する利便性との兼ね合いを、デザイナーと現場の職人さんの意見も合わせて詰めていってやっと決まった仕様です。

ここでデザイナーから「神楽 KAGURA」という正式名称、商品のコンセプトを伝えるコピーをいただきました。
名前も決まって、商品化に向けて着々と取り組み始めます。
セットに入る出欠確認のためのハガキも、デザインパターンをアレンジして私がデザインを作らせてもらいました\(^w^)/(すでに発注した版をそのまま使うのがポイント)

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でも、金縁が剥がれやすい、というのが気になりますよね。

注文受付担当の事務所スタッフが日頃から商品の返品、クレームに苦しんでいるのを日々目にしていました。
返品の中にはこのくらいのことでも返品になってしまうのー? という微細なものもあり、
金縁が剥がれた「神楽 KAGURA」が返品の嵐に……とう悪い想像もしてしまいます。


そこで、事務所のスタッフみんなで相談してサンプルを取引先に送る時にあらかじめ注意書きを入れることにしました。
*****
「神楽 KAGURA」の金縁加工について
 金縁は繊細な加工です。コスレによる剥がれや傷が起きやすいのでお取扱いには十分ご注意ください。用紙の特性にもよりますが、多少の剥がれは完全になくすことは不可能です。何卒ご容赦ください。

上記に該当するものは製造上なくすことは現段階で不可能なため、基本的に「不良」扱いとはしておりません。弊社一同、発送の際に良品をお出しするように心がけております。何卒ご了解のうえ発注いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
*****

これで注文の時からある程度は了解していただけるはず…!!

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まずは7月のブライダルフェアに向けて、6月半ばにサンプル1000セット作ります。
サンプルは手慣れたセット係のスタッフが、取引先や営業先各所に新製品の案内を送るためにどんどん作っていきます。
営業さんもこのサンプルを持って取引先に回るのです。
デザイナーさん、職人さん、関わったスタッフみんなの願いを込めて、どうぞ売れますように!!

サンプルのうち、見本帳の作成もまずは30冊ぶん作りましょう、と社長からの指示。
見本帳はブライダルプランナーさんが、式場に来たカップルにこんなアイテムあるますよー、とお見せするツールです。
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新人の私とKちゃんが見本帳を担当することに。
以前ブログにも書きましたが、これがけっこう大変な仕事なでした。

実はまだ30冊ぶんは終わっていないのだった。。。


新商品の「エトワール」についても、和香のウェブサイトにアップして同じように製作裏話を書こうと思ってます。

さて、毎日のお仕事もがんばらなくっちゃー。



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by wakocards | 2017-11-08 19:56 | ブライダル商品 | Comments(0)

和香のウェブサイトに新たに商品をアップしました。
「神楽 KAGURA」

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ブライダルアイテムが製品化されるまでの流れを一緒に体験させてもらった(私が入社して初めての)商品です。
「神楽 KAGURA」という名前も出来上がりの終盤になって正式名称がつきました。
あらためて思い起こすとなかなか感慨深いです。

この秋に向けて春先からスタートした企画ですが、メモを元に思い出しながら辿ってみようと思います。



2017年 3月4日 初めてのミーティング
*****
こういう新商品のミーティングに入れてもらってワクワクです。
この企画の発起人は営業のKさん。
お客様でもあるT社のデザイナーさんが作ったデザインがすでに出来ていました。
すでに素敵なものができる予感でいっぱい。
やはりデザイナーさんはすごいなあー!
T社でも販売するし(請負製作)、和香の製品として販売(自社製品)しても良い、というお互いの協力体制で作られる製品です。
もう一つ、洋風の商品も一緒に進めていますが、ここでは「神楽 KAGURA」の話だけにしておきますね。

おおよそのスケジュールとしては
・3月に試作を作る。
・4月までにヒアリングを終えて商品のデザインを完全版にする。
・5月には商品完成
・6月には販売開始を目指す。(←実際には間に合っていないのですが…^^;;;)

仮の名前は「青海波 seigaiha」
スノーホワイト系で真っ白な紙に金縁にするのがポイントだそうです。
金縁はコストがかかるので招待状と席次だけにして、席札やメニューにはなくても良い。
文字は金箔で、文様はしっかりした赤色にしたいという要望です。
印刷用紙を綴じる用途もある飾り紐は赤房か金房か、実際に作ってみてセットしてみて決めようということに。



2017年 4月4日 2回目のミーティング
*****
この時点で最初の予定からずれ込んでおりますが、試作品製作の具体的な打ち合わせ。
まずは招待状をいろんなバージョンで作ってみることに。
用紙:
①ハーフエアコットン 180kg
②グムンドコットン(ホワイト)210kg
③Mr.A(ホワイト)180kg
④アラベール(ウルトラホワイト)200kg
加工:
金縁 ①金 No.5 ②縁なし
文字箔押し ①金 No.5 ②つや消し金 No.101
波部分 ①パール箔押し ②デボスのみ(強め)
赤模様 ①オフセット印刷 ②赤箔

これの組み合わせを全種類作ろうと思ったら32種類!!!にまでなってしまうことが判明(組み合わせのエクセル表作りました)。
とりあえず作ってみて、T社のデザイナーに見てもらうものはバリエーションを絞り込んで持っていくことに。


用紙の手配(紙取りの計算)、銅版の発注、印刷、箔押し。
それぞれの担当者がそれぞれに取り組みます。
同時進行の別商品もあったので、結構立て込んでいましたが、なんとか試作完成。

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写真はバリエーションのうちの一部。
(左から)グムンドコットンのデボス+赤箔、金縁あり、文字も金箔。グムンドコットンのパール箔+オフセット赤、文字はつや消し金。
ハーフエアのパール箔+オフセット赤、文字はつや消し金。


営業Kさんが4月から5月の間、現場の意見も聞きつつデザイナーともやり取りを行いました。
そしてそのあと6月の頭にやっと仕様が決定するのです。
(続く)



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by wakocards | 2017-11-07 13:00 | ブライダル商品 | Comments(0)

先週、お客様から電話がありました。
購入した商品が不良品ではないか? という問い合わせです (,,゚д゚)

受注や問い合わせを電話で受け付けている担当Oさんがお客様から詳しくお話を伺ったところによると「ダリア」に汚れがついているのではないかという内容でした。

「ダリア」はレーザー加工で細やかな切り抜きが施されている、和香のペーパーアイテムです。
表紙の切り抜かれたところから印刷用の色紙が見えて、イエロー(またはパープル)の花模様に見える、という造りです。
切り抜かれているので、表紙の白い紙が少しふわっと浮かんだときにできる陰影も美しく、人気の商品なのです。

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今回のお電話は、レーザー加工の際にうっすら焦げてしまう表紙の裏側の焼き色のことのようでした。

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最近ロフトなどで販売されているグリーティングカードも色々と見てみましたがレーザー加工のものはやはり裏側に茶色く焼き色がついています。

焼き色が目立たない機種も出てきているようですが完全とはいえず、レーザー加工を行うとどうしても焼き色がついてしまうのが現状のようです。何卒ご了承のうえお買い求めいただけると助かります。
その旨サイトの「ダリア」のページにも記載しました。

「ダリア」の商品ページはこちら。


この細かな加工は抜き型では無理で、裏が少し茶色くてもレーザーでないと出来ない技です。
以前来社いただいた際にジャパンアートレーザー(株)さんにもお話を伺ったのですが、箔押しと同じように機械に通す前に版を作ってその型をもとにレーザーが放射されるようです。
レーザー加工には適した紙と向いていない紙があるらしく、もしレーザー加工をしたいという方は用紙から相談されたほうがいいと思います〜!

もう一つ、こちらもお世話になっている荒川区のレーザー加工会社、
(株)ロッカ さんの動画もご紹介します。(音が出ます。ご注意を)

和香では、いろいろな技を持った協力会社さんとタッグを組んでお仕事をしています。お客様の要望を形にしていくためにこの加工はあそこに頼もう、とすぐに出てくる先輩の営業さんや、工場の職人さんの技と知識にはいつも感嘆させられます。

もちろん、自社製品であるバラエティに富んだブライダル商品も和洋各種取り揃えております。
6月に入って撮影した商品のアップがやっと終わりましたm(__)m

残るはこの秋の新商品「KAGURA 神楽」「エトワール」「ルミエール」です。
こちらは現在WEBアップのための作業中です。
制作の初めから関わってきたので、もっと詳しくご紹介しますね!
しばし、お待ちくださいませ。


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by wakocards | 2017-11-06 01:33 | ブライダル商品 | Comments(0)