おととい、東京の天気は大変でした。
和香の会社近くでも、今まで見たことのない大きさの雹(ひょう)が降り注ぎ、屋根や窓にバラバラ当たって大騒ぎでした。
e0358047_20363662.png

すっきり晴れて暑い1日となっている昨日、梅雨明けしたそうです。

昨日は抜き型作成の仕事をしました。

封筒の展開図です。
用紙をザクッと切り抜く外刃と、のりづけする部分など折り込む必要があるところはスジ入れ刃を指定します。

普通に展開図を作って、担当営業のMさんに見せると、

「ここをね、3mmくらい内側に入れて欲しいんだ」

と指示を受けました。

e0358047_20382968.jpg

確かにぴったりだとデータ上は気持ちいいけど、
実際に折って貼る作業をする時には、用紙がぶつかって折りにくいことがありそうです。

のりしろの部分を斜めカットにするのと同じことですね。
でも斜めになってたらカッコ悪いのでは…?

それが結構大丈夫なのです。
用紙の厚みやデザインにもよるでしょうが、組み立ててみると変には感じませんでした。

追記:実は最近別の封筒の仕事で、やはり抜き型を作った時にちゃんと確認せずに、内側に入れないデータぴったりの型を作ってしまっていました。できた封筒を折ってみるとのりしろの面が巻き込まれて多少細り、かぶせる面がはみ出しているようにも感じます。これなら数ミリ内側に入れ込んだ方がスッキリいきますね!)*写真は遠近感で強調されているので、実際はもっと微妙なものです。

e0358047_15574170.jpg

この辺が長年の経験と勘所なのでしょう。
微妙に修正して抜き型発注しましたー。
e0358047_20383516.png

入稿されるお客さんのデザインも素晴らしいけれど、
そのデザインから立体的に設計できるMさんはすごい。

私はMさんの仕事のデータ作成を請け負うことが多いですが、毎日たくさんの仕事をものすごい勢いで進めています。
お客さんとの打ち合わせにスケジュール管理から急な見積もり、現場への指示、さらには校正のための見本作成まで、マルチな働きぶりにいつも感嘆しています。

e0358047_20383205.jpg

もっと役に立てるように、知識も実力も現場力もつけたいぞー!
忙しくてなかなかアップできていませんが、ブログも頑張ります〜。


【「いいね!」よろしくお願いします】
株式会社和香のフェイスブックページ


[PR]
# by wakocards | 2017-07-20 20:41 | 封筒のはなし | Comments(0)

夏の真っ盛りです。毎日暑いですね。

秋のブライダルシーズンに向けて夏には各地でブライダルフェアというものが行われるそうです。
春先から動いていて先日出来上がった新製品を、結婚式場のプランナーの方や式場と取引のある印刷会社様にご案内できるように、販売用の見本帳というものを作っています。

e0358047_15015784.jpg

この商品ができるまでにたくさんの人の手がかけられています。

こんなドキドキするような素敵なデザインを作り上げたデザイナーさん。
それぞれに使われている味わいのある「紙」を作っている紙のメーカーさん。
箔押しのための銅版作成をした製版会社の職人さん。
抜き型を作ってくれた専門の会社の職人さん。
上がってきた銅版を機械に装着して金箔やパール箔など一枚一枚印刷、抜き、断裁をしている和香の職人たち。
招待状や席次表、封筒や席札に仮のお名前を見本で入れてくれた制作スタッフ。
最後にパーツを組み上げるセット担当の同僚たち。

e0358047_15013847.jpg

みんなの思いが形になって、今手元に集まっています。
どれも素敵で、自信を持ってお勧めできるものばかり。

組み上げた商品を両面テープで台紙に貼っていきます。

e0358047_15015676.jpg
これは両面テープをバシバシカットする小さなテープカッターマシン。
(ホントは両面テープ用ではないので、時々調子が悪くなるのをなだめながら和香ではよく使っています。頑張ってくれてます〜^^;;;)

リングのところは少し余白を出してすっきり収納できるようにバランスよくレイアウト。

e0358047_15015751.jpg

商品の名前と紹介文も扉に貼っていきます。

e0358047_15015760.jpg

アナログ手作業、久しぶりです〜(*^^*)造本してる感じがウレシイ。

すっごくいい感じに仕上がりつつあります。
来週にはなんとか基本の一冊が仕上がるかなあ。
これも完成して販売可能になったら改めてご案内します〜!

今回のセットは「和」の商品を赤の見本帳に、「洋」の商品を白の見本帳に収録予定です。

結婚のご予定のある方に、これらの商品が幸せな気持ちをお届けできますように\(^w^)/


【「いいね!」よろしくお願いします】
株式会社和香のフェイスブックページ


[PR]
# by wakocards | 2017-07-08 15:13 | ブライダル商品 | Comments(0)

梅雨です。
蒸し暑い日が続きますね。

さて、和香の暑中見舞いカードを作りましたよー。

e0358047_14020658.jpg


まず目に飛び込んでくるのは真っ黒な夜空に光り輝く花火です。

このハガキには印刷スミ1色に、箔押し2色が使われています。
文字は普通の印刷ですが、
夜空には「黒箔」、花火部分は「レインボー箔」!!

このレインボー箔、レインボーのグラデーションが美しいです。
しかも一枚一枚違ったグラデーションが楽しめるのです。
たくさん並べて、花火の真ん中辺に黄色があっった方が華やかだなー、とか、
緑と紫が中心でオーロラみたいだなー、とか、好きなものを選んでほくそ笑んでいます。

e0358047_13543104.jpg

そして、なんといってもこのきらびやかな用紙。
OKミューズ ラフィーネ という紙だそうです。
キラキラ光りながらストライプも入っていて、おしゃれ感アップ。
シンプルなデザインでさみしくなりそうなのに、ぐっと上品な仕上がりに。

実は、文字の印刷部分はDIC184〈紺色〉で刷りたかったのですが、私がちゃんと指定していなかったので黒で刷り上がってしまいました。もっとさわやかな仕上がり予定だったのに〜orz
でも、これはこれで花火がより綺麗に映えていいかもしれない(…と思っておこう、そうしようー)

まだまだ精進が必要なのでございますm(__)m



【「いいね!」よろしくお願いします】
株式会社和香のフェイスブックページ


[PR]
# by wakocards | 2017-07-01 14:02 | 箔のはなし | Comments(0)

秋田県にある、印刷機械・資材の会社、
(株)佐藤商事創業65周年。
昭和27年に創業された会社です!!
和香が創業したのが昭和40年ですから13年先輩です。

佐藤商事さんとは創業当初からの長いおつきあいがあり、この「佐藤総合印刷機材展」には和香も毎年出展させていただいております。
今年も我が社の専務が会場でお待ちしております。

[ 2017年佐藤総合印刷機材展 のご案内PDF ]


PDFの2ページ目をご覧ください。
そうそうたる出品メーカーがならんでいます。
おや? 一番最後に機械でもなんでもない出品メーカーが……( ̄∇ ̄)

今年はペーパーショーも併催されるので、機械だけでなく、紙製品も楽しんでいただけると幸いです。

今制作中の新製品も、展示されます!!

e0358047_17524706.jpg
KAGURA


e0358047_17524746.jpg
エトワール


「2017年佐藤総合印刷機材展」
【会期】2017年6月16日(金)~17日(土)
    16日(金): 10:00~17:00
    17日(土): 10:00~16:00
【会場】秋田テルサ
    秋田県秋田市御所野地蔵田3-1-1
    Tel.018-826-1800



【「いいね!」よろしくお願いします】
株式会社和香のフェイスブックページ


[PR]
# by wakocards | 2017-06-15 17:55 | 日々のこと | Comments(0)

「じゃあ、これ99.98%に縮小して手配してね」
「えっ?」

銅版を発注する際のことです。
最初、そう指示されたときに意味がよくわからなかったです。

99%じゃなくて、99.5%でもなくて、99.98%。

元のデータからアナログの工程に入って、銅版を作成し紙に印刷するまでの間、文字などが多少太ったり細くなったり、データ通りにはいかないだろうということは薄々というか、割とわかっていました。
(和香では新入社員ですが、デザイナーのお仕事は長年やっていたので)
銅版は、データと比べて微妙に伸びてしまうのだそうです。

用紙に箔押しをするときには、フィルムを重ねて位置合わせをしています。
そこで合わなくなってしまうのかな?
それにしても99.98%だなんて、そんな微妙な縮小をしなくても、気がつく人はほとんどいないのではないだろうか?
そう感じていました。

e0358047_11015464.jpg

でも、そんな微妙な指示が入るのにはちゃんと理由がありました。

和香に入社してから銅版の発注を100件以上行いましたが、サイズの小さなものではそういった指示はありません。

箔押し印刷は、箔1色だけの仕事もありますが、普通のオフセット印刷をした上に、指定の位置に箔押しをする、という場合もあります。そして銅版作成の面積が広いと、伸びてしまう差が広がってしまう。

e0358047_11015635.png

そういう場合に限っての指示でした。

やはりこれは長年現場でたくさんの仕事を行なってきた社長 兼 工場長の実感なのでしょう。

日本の伝統の手仕事を支える職人さんたちは、指先の微妙な感覚で数値では表せない仕事をしています。
その微妙な感覚をあえて数字にしたのが「99.98%」なんですね。

そういう現場に居合わせていることに誇りを感じます。


そういえば……
和香に入社して最初に手掛けた箔押しのための銅版発注は自社の年賀状でした。
赤箔と金箔が抜きあわせでぴったりくっついているデザインでした。
赤を先に押して、後に金を押しています。この時も0.1ミリほど赤を少し太らせるように言われました。
これは少し版ずれがあっても隙間を出さないという裏技でした。

e0358047_11015878.jpg

とっても勉強になりますー^^



【「いいね!」よろしくお願いします】
株式会社和香のフェイスブックページ


[PR]
# by wakocards | 2017-06-14 11:08 | 職人さんのはなし | Comments(0)