和香の年賀状2024「富士越翼竜」

今年は秋がほぼなくて、あっという間に冬が来てしまいましたね。

この週末もぐっと冷え込むようなので、風邪ひかないように暖かく過ごしたいと思います。

今年もなんとか形になりましたので和香年賀状2024の絵柄をご紹介します！

和香の年賀状は基本的に、スミ1Cの印刷に、箔押し２色で作っています。

来年は辰年で年賀状のビジュアルとしてはだいたい龍をイメージしたものになると思います。

毎回ちょっと変わった感じのものを目指しているのでタツノオトシゴなんてどうだろう、と考えていたのですが、画像検索して見てみるとうつろな顔をしていてなんか怖い (,,ﾟдﾟ)

調べていくと葛飾北斎や琳派の酒井抱一が描いた素晴らしい日本画「富士越龍（ふじこしのりゅう）」という作品がありました。

カッコいい！…というわけで、そのパロディでプテラノドンを飛ばしてみました。

題して「富士越翼竜（ふじこしのよくりゅう）」

富士を飛び越すような飛躍の年になるよう、願いを込めて。

まずはざっくりラフスケッチ。イメージはほぼできておりました。

最初は爬虫類らしく緑色で進めていたのですが、年賀状なんだから寒々しいのはちょっと…

どちらかというとトリっぽい…？　などの問題点を調整していきます。

箔の抜けを考えて線も太めに整えて、できた銅版がこちら。

富士山は遠景で見えるイメージのパール箔。

翼竜はどーんとREDにしました。うん、正月っぽい。いい感じです。

もう一つ数は少なめですがホロ箔HK041のバージョンも作ってみました。

プテラノドンの怪しい雰囲気がバッチリはまってこれもGood!

傾けると表情がガラッと変わるのがホロ箔の楽しいところです。

年内の営業もあと１ヶ月ほど。

残りの日程もファイトでっす！

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